【サッカー攻撃①】基本的な攻撃のやり方と大切なことを知ろう

サッカーの見方

どうも、がんばらないネコです。Twitterで活動しているサッカー分析ブロガーです。

サッカーの攻撃について、「基本的にどんな攻撃があるの?」「どうやって各チーム攻撃してるの?」など疑問を持っている人は多いと思います。

今回の記事では、「サッカー攻撃の基本」を解説しています。

がんばらないネコ
がんばらないネコ

この記事は次のような人にオススメです!

  • 基本的な攻撃の種類
  • 基本的な攻撃のやり方
  • 攻撃で大切なこと

サッカーを見ていて、「なんで得点を奪えたんだ?」と疑問が浮かぶ方も多いかと思います。

今回の記事は、攻撃の種類とやり方、大切にするべきことを詳しく解説していきます。

今回の記事で読めば、「攻撃の基礎」や「攻撃がうまく行く理由」などを知れますよ!

サッカーが好きな方や興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、どうぞ!

基本的な攻撃の種類

サッカーでは、中央、左右サイド、左右ハーフスペースの計5つのエリアがあるとされています。

基本的な攻撃の種類

ここでは、各エリアで展開される主な攻撃を紹介していきます。

中央

中央でよく見られる攻撃は、「間受け→スルーパス」です。

間受けとは、ゾーンディフェンスの隙間でボールを受けることです。

中央
中央

相手のゾーンディフェンスが及ばないスペースで受ける。これが「間受け」です。

中央

間受けで得たスペースと時間を活用して裏にスルーパス。

中央

味方がパスを受けてチャンス。

以上のような、間受けによって中央でフリーでボールを持ち、タイミングよく裏を取る攻撃は、多くのチームで見られます。

では、実際のプレーを見てみましょう。

中央

間受けを狙う黄選手。

中央

間受けが成功し、FWが裏に走り出します。

中央

スルーパス。

中央

GKが対応しようとしますが、、、

中央

黄FWが倒されて。

中央

PK獲得。

中央

きっちり決め切って得点を奪いました。

以上が中央からの攻撃です。

サイド

サイドでよく見られる攻撃は、「オーバーラップ→クロス→ヘディング」です。

オーバーラップとは、後方の選手が前方の選手を追い越すプレーです。

サイド
サイド
サイド

クロスとは、サイドからのロングボールです。

サイド

オーバーラップによってスペースと時間を得て良質なクロスを中央に供給。

そのクロスに味方選手がヘディングで合わせる攻撃は、どの試合でも見られる攻撃です。

実際のプレーで確認しましょう。

サイド

白チームがサイドでボールを持って、オーバーラップを狙います。

サイド
サイド

オーバラップした選手からクロス。

サイド

ヘディングで競り勝ち。

サイド

得点を奪いました。

以上がサイドからの攻撃です。

ハーフスペース

2010年代から注目されるようになった「ハーフスペース」。

ハーフスペース

中央とサイドの間にあるスペースで、ディフェンスが守りにくいとされています。

ハーフスペースでよく見られる攻撃は、「2列目以降からの飛び出し→スルーパス」です。

2列目以降とは、一般的にはMFやDFの選手を指します。

ハーフスペース

「守りづらいスペース」かつ「DFの対応エリア外」から走り込んでくるプレーは、どのチームにとっても驚異となってます。

実際のプレーで確認しましょう。

ハーフスペース

水色2列目の選手に注目。

ハーフスペース

縦パスを出して相手DFを釣り出し、ハーフスペースを広げます。

ハーフスペース

ハーフスペースにパスを供給。この時点で黒選手は対応に遅れていますね。

ハーフスペース
ハーフスペース

パスが通り、ペナルティエリア内でボールを持てました。

ハーフスペース
ハーフスペース

そして、しっかりチャンスを活かし得点を奪いました。

以上がハーフスペースでの攻撃です。

ここまで基本的な攻撃の種類を説明してきました。

ただ、各エリアにおいて具体的にどのように攻撃を仕掛けているのか?

次章では、基本的な攻撃のやり方を説明します。

基本的な攻撃のやり方

サッカーの攻撃は、以下の3つを考慮して展開しなければいけません。

  • 囮役と活用役
  • 3つの優位性
  • 選手を見極める

では、1つずつ見ていきましょう。

基本①:囮役と活用役

サッカーは、スペースと時間の争いです。

攻撃においては、いかに味方にスペースと時間を与えるのかが大事です。

基本①:囮役と活用役
基本①:囮役と活用役

味方にスペースと時間を与えるためには、誰かが囮になり、相手を特定のスペースから移動させる必要があります。

基本①:囮役と活用役
基本①:囮役と活用役

また、相手を移動させスペースを作っても、そのスペースを使える選手がいなければ意味がありません。

基本①:囮役と活用役
基本①:囮役と活用役

なので、タイミングよくスペースに入ってくる選手とそこにパスを供給する選手の2人も必要です

ここで囮→活用の達人であったペップバルセロナのプレーを見て、実際のやり方を学びましょう。

基本①:囮役と活用役

イニエスタがボールを持っています。

基本①:囮役と活用役

まず囮役のセスクがボールを受けて、相手DFを引きずり出し、スペースを作りました。

基本①:囮役と活用役

次にメッシがスペースに侵入。そして、セスクから再びボールを受けたイニエスタがメッシに合わせて裏にスルーパス。

基本①:囮役と活用役
基本①:囮役と活用役

GKを抜き去り。

基本①:囮役と活用役

得点を決めました。

以上のように、囮役と活用役がスムーズにプレーすることで、相手守備にダメージを与えることができます。

サッカーを観戦する際は、囮役と活用役がどれほどスムーズにプレーできているかに注目すると、より一層試合を楽しめるでしょう。

基本②:3つの優位性

現代サッカーでは、チーム守備のレベルは格段に高くなってます。点を取るのが本当に難しい。

そんな中で勝利を手にするには、試合中にどれだけ優位な状況を作れるのかがより大事になっています。

サッカーでは、以下の3つの優位性があります。

  • 数的優位
  • 質的優位
  • 位置的優位

1つずつ見ていきましょう。

数的優位

まず「数的優位」は文字通り、相手選手よりも多くの選手を特定のエリアに送り込むことです。

先ほど紹介したオーバーラップでのサイド攻撃が良い例ですね。

数的優位
数的優位

数的優位によって、味方選手が豊富なスペースと時間を持て、良質なプレーを展開できる可能性が上がります。

上のプレーではしっかりと点を奪えていましたね。数的優位の力は偉大です。

質的優位

次に「質的優位」は、個人能力の差を活かした優位性です。

質的優位は、スーパースターを数多く抱える強豪チームで見られることが多く、現代において最も試合の勝敗を左右する要素だと思います。

質的優位と言える状況は、ドリブルが得意な選手が、守備が苦手な選手と対峙するような状況ですね。

ドリブルが得意なので、守備が苦手な選手を抜き去り、豊富なスペースと時間を得てチャンスを作っていきます。

では、実際のプレーで確認してみましょう。

今回例に出すのは、バルセロナ時代のネイマール。驚異的なドリブル能力で左サイドを支配していましたね。

質的優位

左サイドで1対1の状況のネイマール。相手からしたら恐怖の瞬間です。

質的優位

縦に抜き去ろうとするネイマール。必死についていく青選手。

質的優位

必死に食らいついたこともあり、第1戦は引き分け。しかし、、、

質的優位

第2戦は抜かれてしまいます。

質的優位

1人抜かれましたが、もう1人プレスに行き第3戦。

質的優位
質的優位
質的優位

第3戦もぶち抜かれてしまいました。

質的優位

最終的にはゴールになりませんでしたが、青チームからすれば恐怖の時間でしたね。

以上のように、巨大な才能の前では守備側にできることはほとんどなく、奇跡的にミスしてくれることを願うしかありません。

チーム戦術がかなり向上した現代において、強豪を強豪たらしめるのがこの質的優位。

中堅や下位チームにとっては、何ともいえない時代です。

位置的優位

最後に「位置的優位」は、相手が対応しにくいスペースに位置することです。

先ほど紹介した「間受け」は、位置的優位の最もたる例ですね。

どの選手が対応するべきか迷うスペースなので、守備対応が遅れがちになり、スペースと時間を得られる可能性が高まります。

先ほどのプレーでは、スペースと時間を得たアドバンテージを活用して、良質なスルーパスを出していましたね。

PK獲得!!

チーム戦術が向上した現代サッカーにおいて、質的優位を作れない状況では、この位置的優位はかなり重宝されています。

現在ほとんどのチームで位置的優位を活用している場面が見られ、多くの攻撃を支えている印象です。

ぜひとも位置的優位を覚えて、サッカー観戦をより楽しいものにしてください。

基本③:選手を見極める

最後に「選手を見極める」ことの大切さを理解していただきたいと思います。

サッカーで勝利するには、選手の才能を発揮させることが最重要です。

先ほど紹介した「質的優位」は最もたる例ですね。

どんな選手にも得意不得意なプレーがあります。ドリブルがうまい選手もいれば、ドリブルが苦手な選手もいます。

ドリブルが苦手な選手にドリブルをやらせても、質的優位を作れませんし、ゴールチャンスを作れません。

なので、攻撃を成功させるためには、各選手何が得意なのかを見極めて、それぞれの才能を発揮できるように仕向けることが大事です。

強いチームは才能を発揮させるのがうまい。

先ほど見たバルセロナのプレーは、「才能を発揮させること」の大切さを大いに教えてくれます。

基本③:選手を見極める

天才司令塔イニエスタから始まり。

基本③:選手を見極める

味方にスペースを作る天才セスクの囮役。

基本③:選手を見極める

高精度のスルーパスをも出せる天才イニエスタと万能の天才メッシの裏抜け。

基本③:選手を見極める
基本③:選手を見極める

ゴールを決める天才でもあるメッシ。守備側は何もできませんでした。

以上のように、選手の才能を発揮させることは、相手を破壊することにつながります。

破壊された相手は、もはや敗北を待つしかありません。

各選手の特徴を考えながら試合を観戦すると、より一層サッカーを楽しめますよ。

ぜひ、いろんな選手を深掘りしてみてください。

攻撃バリエーションの王:マンチェスターシティ

最後に、多彩な攻撃でイングランド王者となったマンチェスターシティのプレーを見ていきましょう。

マンチェスターシティはタレント軍団ともいわれており、巨大な才能を持つ選手が各エリアにいます。

なので、中央でも、サイドでも、ハーフスペースでも、どこからでも強力な攻撃を仕掛けられるチームです。

各エリアでの攻撃を見ていきましょう。

中央からの攻撃

中央からの攻撃

まず中央への縦パス。スペースを作る天才ギュンドアンが受け手です。

中央からの攻撃

囮役としてボールを受け、スペースを作ります。

中央からの攻撃

ダイレクトで横にいたFWに預けて、囮役から活用役へ。先ほど作ったスペースに走り込みます。活用役としても天才。

中央からの攻撃

完全にフリーになりました。

中央からの攻撃

得点を奪いました。良質な中央突破でしたね。

サイドからの攻撃

サイドからの攻撃

まず囮役を使ってサイドにスペースを作ります。

サイドからの攻撃

サイドでフリーでボールを受けるシウバ。シウバはドリブルが非常に得意です。

サイドからの攻撃

シウバの質的優位を活かす。

サイドからの攻撃
サイドからの攻撃

シュート!!

サイドからの攻撃
サイドからの攻撃

質的優位を活かして得点を奪いました。チームプレイだけでなく、質的優位すら持ってるチートチーム。

ハーフスペースからの攻撃

ハーフスペースからの攻撃

中央でボールを持ちます。

ハーフスペースからの攻撃

サイドにボールを展開。ここでハーフスペースが空いているので、抜け目なく狙います。

ハーフスペースからの攻撃

ハーフスペースに抜け出し、中央にクロス。

ハーフスペースからの攻撃
ハーフスペースからの攻撃

ハーフスペースが空いていることを逃さず、しっかりと得点を奪いました。

以上のように、中央とサイド、そしてハーフスペースというピッチのどこからでも攻撃できるマンチェスターシティ。

この強さは、「囮役と活用役」、「3つの優位性」、「選手を見極める」という攻撃の基本を大切にしていることから生まれています。

守備側からすれば、どのエリアも平等に注意を払わなければいけないので、地獄のような大変さですね。

シティがどのくらいの強さまで到達するのか、非常に楽しみです。

シティに興味が出てきた方は、ぜひ試合を観戦してみてください!!

まとめ

今回は「サッカー攻撃の基本」を解説しました。

最後に攻撃の基本を振り返りましょう。

攻撃の基本
   ・中央、サイド、ハーフスペース
   ・囮役と活用役
   ・「数、質、位置」の3つ優位性
   ・選手の才能を発揮させる

サッカーの攻撃は本当に多種多様です。見ていて本当に面白いですね。

忘れてはいけないのは、その多様性を生み出しているのは、選手それぞれが持つ才能。

チームが勝利を掴むには、才能を発揮させ、さらにその才能がうまく噛み合うことです。

先ほど紹介したバルセロナのプレーなどは、上記の大切さをわからせてくれる大きな証拠です。

以下のリンクでは、ポジショナルプレーの視点から、選手の才能を発揮させる大切さを解説しています。

どんなチームであれ、攻撃の基本から逃れることはできません。

これからサッカーを観戦する際は、選手の特徴に注目しながら攻撃を見ると、より一層楽しめるでしょう。

もっと一緒にサッカーを楽しみましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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