どうも、がんばらないネコです。Twitterで活動しているサッカー分析ブロガーです。
チェルシーの新世代ボランチ”カイセド”について、「カイセドのプレースタイルは?」「カイセドの生い立ちや人柄は?」など気になる人は多いと思います。
今回の記事では、カイセドのプレースタイルや生い立ちなどを解説しています。
この記事は次のような人にオススメです!
- カイセドのプレースタイルを知りたい
- カイセドの強みを知りたい
- カイセドの生い立ちなどを知りたい
世界屈指のボランチであるカイセドに、「どういう点が優れてる?」と思っている方も多いかと思います。
今回の記事はカイセドのプレースタイル、凄さの秘密、カイセドの経歴を詳しく解説していきます。
今回の記事で読めば、「カイセドのプレースタイル」や「カイセドの経歴」などを知れますよ!
サッカーが好きな方や興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、どうぞ!
カイセドのプレースタイル:攻守を活性化させるボール奪取の鬼
私が思うカイセドの最大の魅力は、「攻守の要となる巧みなボール奪取能力」ですね!!
攻守の切り替え(トランジション)が極めて発達している現代サッカー。
勝敗を左右する大きな要素になっているトランジションを制するには、ボランチの性能が非常に大事です。
そんな現代サッカーにおいて、世界から注目されているボランチが”カイセド”です。
対人守備能力、ポジショニングやプレスの判断、インテンシティなど、非常に高いボール奪取能力でチームを助けます。
例として、アストン・ビラ戦での巧みなボール奪取を見ましょう。
チェルシーの攻撃。カイセドはしっかりネガティブトランジションに備えたポジショニング。
縦パスを入れようとするチェルシーDF・・・
パスが外側にずれて相手MFがパスカット。
ここからアストン・ビラのカウンターが始まりますが・・・
パスカットされた瞬間にボール奪取しにいくカイセド!!
とてつもなく素早い寄せでボールに触る。
そして体を入れてボールを完全に掌握しました。さすがのボール奪取能力。
そこから素早く味方に展開し、ショートカウンターを炸裂させます。
シュートは惜しくも外れましたが、見事なショートカウンター。そしてその起点となったのがカイセドのボール奪取でした。
トランジション時代において、このボール奪取能力を欲しがるチームがたくさんあるのは当然ですね。
このカイセドの素晴らしいボール奪取をぜひ映像でご覧ください。
ここまでカイセドの素晴らしいプレーを見てきましたが、その他のスーパープレーも見ていきましょう。
・フラム戦での巧みなロングキックでの展開→ゴール
・バーンリー戦での野獣のようなボール奪取→ゴール
・トッテナム戦での強烈ミドル
カイセドのボール奪取からのショートカウンターはなかなか驚異ですね。
英国サッカー史上最高額で移籍したのも納得の性能。
三笘薫とともにブライトンの大躍進を支えたカイセド。これから世界を代表するボランチになるはず。
チェルシーのチーム事情もよくなれば、カイセドのパフォーマンスも自然と評価されだすでしょう。
今後のカイセドに注目していきましょう。
どんな選手もチーム事情でパフォーマンスが変わっちゃうからね
カイセドの経歴と人柄
まずは経歴をざっくり見ていきましょう。
2001年11月:エクアドルのサント・ドミンゴで生まれる 2014月?月:インデペンディエンテ・デル・バジェのユースに加入 2019年?月:インデペンディエンテ・デル・バジェのトップチームに昇格 2020年?月:先発に定着し、マンUなど世界から注目される存在に 2021年2月:ブライトン(プレミアリーグ)に移籍決定(ベルギーにローン) 2022年12月:カタールワールドカップに出場 2023年6月:ブライトン史上初のEL出場権獲得に大きく貢献 2023年8月:チェルシーFCへの移籍(金額は驚異の212億円!!)
ここ数年で大出世した。
生まれはエクアドルのサンタ・ドミンゴ。当時はギャングが多かった街みたいですね。
幼少期から家の近くの畑でサッカーを楽しみ、2014年からインデペンディエンテ・デル・バジェというチームのユースでプレー。
その後は順調に成長し、2019年にトップチーム昇格、2020−21シーズンには先発に定着。
当時はまだ19歳?でしたから、当然世界から注目される存在となり、マンチェスターユナイテッドの獲得候補として名も上がりました。
そして、2021年2月にイングランドプレアミアリーグのブライトンに移籍決定。ただ最初はベルギーにローン。
2022年1月からブライトンでプレーをし始め、2022−23シーズンは圧巻のパフォーマンスを披露。
当時無名と言っていいほどのチームであったブライトンを、クラブ史上初のEL出場権を獲得しました。
そんなシーズンを送っている中、エクアドル代表としてカタールW杯に出場しゴールを記録。
素晴らしい2022−23シーズン過ごしたカイセドに数多くのビッグクラブからオファーが。
数多くのオファーの中、子供の頃から好きだったチェルシーへの移籍を決意。
移籍金は212億円という英国史上最高額でしたね!!
そんなカイセドの人柄を表すインタビューがありました。
僕は常に勝者のメンタリティを持っている。試合に勝つ、デュエルに勝つ、どこにでも顔を出す……常にそう考えている。
Goal.com
テクニックや戦術眼以上に、戦える選手の存在は本当に重要です!!
どんな時代においても、サッカーはボールの取り合いであることに変わりありません。
それに勝たなければ、試合を制することは難しい。
カイセドのボール奪取能力はそんなサッカーの本質を突くものであり、どんなチームからも重宝されるでしょう。
これからのカイセドの活躍を見守っていきましょう。
カンテに憧れた選手がまさにそういう選手になってますね
カイセドのプロフィール
最後にカイセドのプロフィールを見ていきましょう。
本名:モイセス・イサーク・カイセド・コロソ
年齢:22歳(2024年8月現在)
国籍:エクアドル
生年月日:2001年11月2日
ポジション:MF(ボランチ)
身長:178cm
体重:73kg
利き足:右足
市場価値:142億円(2024年1月のレートで)
※2024年1月時点での市場価値
南米は良い選手の宝庫。
身長と体重からはやや小柄に思えますが、体幹の強さや高い奪取技術により巧みにボールを奪ってますね。
市場価値は142億円という驚異の価値。
まだまだ伸び代があると思うので、もっと価値は上がっていくはず。
どこまでの選手になるのか?見守っていきましょう。
ボランチってなかなか良い選手がいないので重宝されて当然か
まとめ
今回はカイセドのプレースタイルなどを解説しました。
最後にカイセドのプレースタイルを振り返りましょう。
カイセドのプレースタイル ・非常に高いボール奪取能力 ・攻撃と起点なるパス ・90分間持続する高いインテンシティ
マジで世界5本の指に入るボランチ。
1ボランチで攻守のバランスを取れることは、チームにとってとんでもないメリットです。
チェルシー一筋でいくのか?はたまたレアルマドリードなどメガクラブにいくのか?
そんなカイセドの今後の活躍に注目していきましょう。
今回の記事で何か意見等ございましたら、気軽にコメントしてください。
また、同じくチェルシーで活躍しているエンソ・フェルナンデスなどのプレースタイルのプレースタイルも紹介しているので、ぜひご覧ください。
・エンソ・フェルナンデス
・リースジェームズ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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