どうも、がんばらないネコです。Twitterで活動しているサッカー分析ブロガーです。
バルセロナ対バイエルンの分析記事書きました🧐
— がんばらないネコ@サッカー分析屋 (@Ganbaranai_Neko) September 17, 2022
・前半バルセロナが好調だった理由💪
・後半バイエルンが復調した理由👍
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マジでこの試合は勝ちたかったな〜😂https://t.co/gridaJOA7E
W杯のコスタリカ戦について、「コスタリカ代表ってどんなチーム?」「日本代表はどうすればいい?」など気になる人は多いと思います。
今回の記事では、コスタリカ代表がどんなチームかを解説しています。
この記事は次のような人にオススメです!
- コスタリカ代表の強みと弱みを知りたい
- 日本代表が気をつけるべきポイントを知りたい
- 日本代表が狙うべきポイントを知りたい
スペインなどが同居する死のグループに入ってしまった日本代表に、「ベスト16に行けるのか?」と思っている方も多いかと思います。
今回の記事はコスタリカ代表の戦い方、コスタリカの強み弱み、日本代表の戦い方を詳しく解説していきます。
今回の記事で読めば、「コスタリカ代表がどんなチームなのか」や「日本代表がやるべきこと」などを知れますよ!
日本代表を応援している方や興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、どうぞ!
コスタリカ代表の特徴と強みを知ろう
まずは攻撃の特徴と強みを解説していきます。
分析した試合は、ワールドカップ予選プレーオフの1試合だけです。他のコスタリカの試合を見つけることができませんでした。
基本的な攻撃と強み
基本的な攻撃は、「ロングボール戦術」です。
コスタリカの組み立ての場面。ニュージーランドFWがプレスに来ていますが、コスタリカ選手はボール保持者と離れています。
コスタリカCBが前線にロングボールを蹴ります。
ただ精度が悪く、ニュージーランドCBがクリア。
再びコスタリCBがボールを持ちます。ここでも見方選手は離れていきます。
前線にボールを蹴り込みますが、、、
またしても精度が悪く、前線の選手がコントロールしにくいボールに。
再びニュージーランドが回収。以上のようにロングボールを多用するのがコスタリカの攻撃です。
ただ、”強み”と呼べるレベルではありません。弱みの部分で後述しますが、組み立てのレベルが低いため、仕方なくやっている感じです。
怖さがないチームだな、、、
基本的な守備と強み
基本的な守備は、「普通のゾーンディフェンス」です。
ニュージーランドCBがボールを持っています。コスタリカはFWがプレスに行き、後ろでは4−4のラインを構築。
SBに展開されます。ここではコスタリカSHがプレス。ただ、、、
SBからの裏のボールへの対応はできず。
以上のように、こちらも”強み”と呼べるレベルではありません。唯一強みと呼べるのはGK。
ミドルシュートを狙うニュージーランド。
良い弾道で飛んでいくシュートですが、、、
神セーブ!!
PSG所属のナバスのセービング力に助けられているコスタリカでした。
1点でも取れば勝てる相手
コスタリカ代表の弱みは?
次にコスタリカ代表の弱みを見ていきましょう。1試合見て思ったことは、「日本代表必ず勝たないといけない」です。
それぐらいレベルが低いチームだと認識しています。
攻撃における弱み
攻撃における弱みは、「組み立て力のなさ」、「カウンターが下手」です。
まず「組み立て力のなさ」は、パスを繋いでいく能力が低く、ロングボールに頼らざるおえないことに表れています。
さらに悪いことに、前線の「ボールを収める能力」も低く、ゴール前に迫るのは完全に相手頼みになっています。
この場面とか。
ここでは胸トラップしますが、、、
トラップが伸びてニュージーランドMFに体を入れられます。このように「収める力」も低いです。
次に「カウンターが下手」に関しては、アイディアと精度両方欠けており、成功していた場面は見られませんでした。
ニュージーランドの攻撃ですが、パスが乱れます。
コスタリカのカウンター開始。前にフリーな選手がいますが、、、
大きくパスはズレ、FWも急いで方向転換。全然息があってません。
FWの方向転換も間に合わず、あっさりニュージーランドがボールを回収。
攻撃において大きな弱みを抱えるコスタリカでした。
「うまい」と思えるプレーはなかったな〜
守備における弱み
次に守備における弱みは、「ロングボールへの対応」と「ハーフスペースへの対応」です。
まず「ロングボールへの対応」は、特にCBの処理ミスが多発し、ニュージーランド戦では前半だけ9回(多いので後半は数えてません)。
ニュージーランドCBからのロングボール。
コスタリカCBが先に飛びますが、、、
目測を誤り空振り。ニュージーランドFWにボールが渡ります。
ここもロングボール対応。先に飛びますが、、、
またしても目測を誤り、ニュージーランドボールに。
ここでも先に飛びますが、、、
目測誤り、ニュージーランドボールに。マークする技術も低いですね。
ゴールを守る要であるCBが処理ミスするので、コスタリカは大きな問題を抱えていると言えます。
次に「ハーフスペースへの対応」は、誰がハースペースへの守備対応するのかが曖昧なことが多いです。CBとSBの間のスペースですね。
ニュージーランドSBがハーフスペースを狙ってますが、コスタリカのマークが間に合ってません。
この場面では、ニュージーランドMFがハーフスペースを狙ってますが、、、
フリーでボールを受けられます。
ここではFWがハーフスペースを狙ってますが、、、
またしても誰も対応できず。
以上のように、ニュージーランドにハーフスペースを何度も狙われていましたね。
守備に関しても大きな弱みを抱えるコスタリカでした。
ニュージーランドに圧倒されるのは、、、
コスタリカ代表とどう戦う?
最後に日本代表がどのようにコスタリカ代表と戦うべきかを考えていこうと思います。
狙うべきポイント:レベルの低い守備
日本代表が狙うべきポイントは、レベルの低い守備です。
先ほど守備の弱みをあげましたが、それ以外の守備も”良い”とは言えないレベルです。
日本代表としては、コスタリカの全体的にレベルの低い守備に対して、しっかりポゼッションを展開できるでしょう。
ポゼッション攻撃で狙うべきは、「ハーフスペース」と「CB」です。
まず「ハーフスペース」に関しては、コスタリカの対応が曖昧なので、容易にフリーな選手を作り出せるでしょう。
次に「CB」に関しては、ショートパスだけでなく、積極的にDFラインへロングボールやクロスを供給すること。
ロングボールの処理が下手なコスタリカCBなら、必ず複数回処理ミスするので、ゴール前で容易にチャンスを作れるでしょう。
以上のように、日本代表としては「勝って当然の相手」なので、しっかり弱点を突いて快勝してほしいです!!
絶対勝たないと!!
気をつけるべきポイント:GKケイラーナバスの神セーブと焦り
日本代表が気をつけるべきポイントは、「GKケイラーナバスの神セーブ」とそれによる「焦り」です。
先ほど説明したように、守備面で大きな問題を抱えるコスタリカ相手に、日本代表が得点できる確率は高いでしょう。
しかし、最後に大きな関門「GKナバス」の存在があります。PSG所属で、ニュージーランド戦でも神セーブ連発。
ナバスでなければ、ニュージーランドが日本の相手になっていたでしょう。
勝って当然の相手コスタリカ相手に、ナバスが原因で「得点できそうでできない状況」が続くと、焦ってしまうかもしれません。
その焦りが致命的なミスを生み、勝たなければいけない試合を落としてしまうことは、サッカーでよく見る光景。
日本としては、「焦って自滅すること」が一番の敵になるでしょう。1−0でも勝ちなので、じっくりプレーし続けてほしいです。
ベテラン勢がしっかり落ち着かせてほしい。
筆者が選ぶスタメン
最後に筆者が選ぶスタメンです。
フォーメーションは4−3−3です。
GK:権田
CB:吉田、板倉
SB:酒井、長友
ボランチ:田中
IH:鎌田、久保
SH:三苫、伊藤
FW:上田
まず狙いたいのは、「能力の低いCB」と「ハーフスペース」です。
なので、WGに三苫と伊藤というドリブル得意な選手を起用。そうすることでコスタリカSBをサイドに固定できます。
SBをサイドに固定でいれば、CBは孤立し処理ミスがチャンスにつながりやすく、ハーフスペースも空きます。
コスタリカCBとやり合うのはフィジカルが強いFW大迫。ロングボールを収める能力も高いため、容易に前線にボールを運べるでしょう。大迫選外のため内容修正
コスタリカCBとやり合うのは、機動力があるFW上田。細かい動きを繰り返して、コスタリCBを混乱させてほしいですね。
またハーフスペースに関しては、スペースをつかむのがうまいMF久保が狙い、ゴールチャンスを演出してほしい。
最後に、チャンスを作れても点が取れないという事態も考えられます。その時には「焦らないこと」が大事です。
なので、ベテランの長友をはじめ、DFラインは吉田や酒井を起用。控え組起用もありですが、堅実に行くのであればベテラン勢でしょう。
正直コスタリカは弱いので、かなりのポゼッションを得られるでしょうし、多くのチャンスを作れるでしょう。
ベスト16に向けて絶対勝ちたいので、焦らずまず1点をゆっくり狙っていってほしいです。そうすれば自然と勝てるでしょうから。
がんばれ、日本!!
まとめ
今回はコスタリカ代表の強み弱みを解説しました。
最後にコスタリカ代表の特徴を振り返りましょう。
コスタリカ代表の強み弱み ・GKナバスの神セーブ ・アイディア、精度ともに欠ける攻撃 ・規律と技術がない守備
焦らずやれば必ず勝てる相手。
しっかりとポゼッションを保持し、陣形を保ってカウンタープレスも機能させること。
ゴール前にしっかり人数をかけること。パスワークにこだわらず、時には強引に仕掛けること。
日本代表がしたいことができる相手なので、快適にプレーしてほしいですね。
何はともあれ、勝ってください!!
今回の記事で何かご意見等ありましたら、気軽にコメントしてください。
また、ドイツやスペインといった他の対戦相手の分析記事もありますので、ぜひご覧ください。
・ドイツ代表
・スペイン代表
最後までお読みいただきありがとうございました。
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