どうも、がんばらないネコです。Twitterで活動しているサッカー分析ブロガーです。
今シーズンのバルセロナについて、「リーグ戦はいいけどカップ戦は・・・」などチーム状況が気になる人は多いと思います。
今回の記事では、第1弾としてリーグ9節とスーペルコパ決勝の2回のクラシコからチーム状況を見ていきます。
この記事は次のような人にオススメです!
- 第1戦時点のチーム状況を知りたい
- 第2戦時点のチーム状況を知りたい
- 今シーズンのバルサの最適解を知りたい
シャビ政権2シーズン目の現在、「再建はうまく進んでいるのかな?」と思っている方も多いかと思います。
今回の記事はバルサの問題、シャビの修正、バルサの最適解を詳しく解説していきます。
今回の記事で読めば、「シャビの再建内容」や「今のバルセロナの強み」などを知れますよ!
バルサを応援している方や興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、どうぞ!
【第1戦】攻守両面で力不足を感じた1−3での完敗
まずは第1戦、1−3で完敗したラリーガ9節を見ていきます。
バルセロナは、
- 左右に優秀なWGを置く
- FWは純粋なストライカー
- 2CBと2SB
- 2人のインテリオールと1人のボランチ
という、シンプルな4−3−3で戦いに挑みました。
ただ、結果としては3失点完敗。90分通してレアルが自由にプレーしていましたね。
完敗の主な原因は、
- プレーメーカーの抑え込まれる
- SBの力不足
- インテンシティ不足
- 機能不全の中盤のプレス
- お粗末なカウンター対応
の5つが挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
攻撃問題①:プレーメーカーを封じられる
まずレアルの守備のやり方は、マンマーク気味にバルサの前線や中盤の選手を捕まえることでした。
それによって、バルセロナはライン間などでフリーマンを作れず、チャンスを作るのに苦労していた印象。
特に、ペドリとデヨングというプレーメーカーへの徹底マークによって、効果的なプレーをかなり制限されていました。
例えば、以下のプレーでは「CBが前進してきてもデヨングをマークし続けるレアルの守備」が確認できます。
レアルFWのプレスを引き剥がして、CBクンデがボールを持っている状況。
クンデは中盤のスペースに侵入して、クロースが自分に対応するように仕向け、デヨングをフリーにしようとしますが・・・
クンデの前進をクロースはガン無視してデヨングのマークを継続。代わりにWGヴィニシウスがプレスに来ました。
最終的にはフリーになったSBセルジにパス。意地でもデヨングをフリーにしないレアルの守備が伺えるプレーでした。
ただ、一連のプレーでSBはフリーになるので、バルセロナはその優位性を活用したい。
そんなバルセロナ側の期待は、問題②「SBの力不足」によって打ち砕かれました。
攻撃問題②:SBの力不足
今シーズンのバルセロナのスカッドの中で、一番力不足なのはSBだと思ってます。
攻守両面で十分な戦力とは呼べず、バルセロナの大きな穴になっています。
クラシコ第1戦でもSBがフリーになる場面が多かったにも関わらず、チャンスを作ることは皆無。
以下のプレーは、SBの力不足が大きく露呈した場面です。
左サイドでのパス回しによって、右サイドでフリーになるSBセルジ。
レアルSBが対応しにきたことで、サイドで1対1、そしてエリア内では3対3になっており、バルサにとっては得点のチャンス。
でしたが、SBセルジはドリブル突破やフェイントでクロスをあげる素振りすら見せることなく、ブスケッツにボールを返しました。
フリーになった意味がない、残念なプレーでした。
しかも、パスした場所がレアルFWのプレスにかかる場所であり、ボールを奪われかける始末。
攻撃面でまったくレアルの脅威になれなかったバルセロナSBの存在が、攻撃を停滞させた大きな原因になっていましたね。
※今回は取り上げませんが、SBは守備面でも力不足です。
守備問題①:各選手のインテンシティが低い
攻撃面で大きな問題を抱えていたバルセロナでしたが、それ以上に守備面で問題を抱えていた印象です。
守備面で一番問題だったのは、インテンシティの低さ。
後述する中盤の守備やカウンター対応の問題はありましたが、それ以前にレアル相手にデュエルになかなか勝てなかった。
それによって、レアルから効果的にボールを奪えず、終始レアルペースで試合を進んでいた印象です。
以下のプレーは、バルセロナのインテンシティの低さを表す場面です。
前線からのプレスでレアルを狭いスペースに追い込み、縦パスをカットできそうな場面を作り出したバルセロナ。
でしたが、パスカットできずにレアルのボール保持が続きます。
他のMFがプレスにいきボール奪取を狙いますが、
またもプレスを交わされる。仕方なくWGもプレスに来ますが、
またも交わされる。再びMFがプレスに行きましたが、
またも交わされて手薄になったサイドに展開されて危ない状況に陥る。
合計4人でプレスに行きましたがボールを奪えず、逆にチャンスを作られたバルセロナ。
相手がレアルなので、このような場面も発生するのはわかりますが、同じような場面が多発していたことが問題でしたね。
これだけ守備をしていてボールを取れないとなると、レアルに勝つのはやはり厳しい。
レアルとやり合うための基本的な守備力が足りてなかったと言わざる負えません。
守備問題②:中盤が数的不利
まずバルセロナ中盤の守備対応は、
- ペドリは前線のプレスに参加
- デヨングは右サイド優先
であり、これによって
- ブスケッツ周辺にスペースができる
という問題がありました。
中盤がかなり流動的に動くレアルの組み立てに対して、前線のプレスが空振りし、ブスケッツ周辺のスペースを自由に使われていました。
以下のプレーは、バルセロナの中盤問題をよく表している場面です。
低い位置でボールを持つレアルMFにバルセロナWGがプレスにいきます。
レアルは逆サイドのCBにパスしましたが、これに対してプレスにいくのはMFペドリ。
これによって、バルセロナの中盤3枚はかなり離れることになり、中盤に大きなスペースができました。
SBに展開したレアルは、中盤のスペースを逃さず、MF2枚でブスケッツを攻略しようとします。
中央に展開したレアルに対して、デヨングが遅れてプレスに来ますがまったく間に合わず。
バルセロナ中盤が対応に遅れをとっている間に、レアルMFがサイドに移動しフリーになり、ボールを受けてチャンスメイク。
レアルWGとMFがバルサSB2対1の状況をうまく活用し中央に侵入。3対3の状況を作り出し、バルサを危険な状況に陥れました。
以上のように、レアルの流動的な組み立てに対して、まったく対応できなかったバルサ中盤。
インテンシティの低さも相まって、終始レアルに快適なプレーを許してしまいました。
守備問題③:潰すべき時に潰せない
サッカーにおいて、失点を許すかどうかは「潰すべき時に潰すこと」です。
例えば、2022年ワールドカップを制したアルゼンチンは、「潰すべき時に潰すこと」に関して非常に優れていました。
守備免除されているメッシの存在によって、相手の組み立てを止めるのは難しかったアルゼンチン。
しかし、それを忘れさせるかのように、ゴール前での守備やカウンターの芽を摘むような守備がとんでもなく優れていました。
結果として、大会1エリア内シュートを打たせないチームとなり、悲願の優勝を果たしました。
この話を踏まえて、第1戦のバルセロナを見ると、「潰すべき時に潰すこと」という点が非常に欠けていたと思います。
レアル最大の武器は欧州No.1のカウンターです。彼らにスピードに乗ったカウンターを許せば、どんなチームも失点を覚悟しなくてはいけません。
レアルのポゼッション攻撃に苦戦していたバルセロナですが、それは第2優先であり、もっとも気をつけるべきはカウンターでした。
しかし、バルセロナはカウンター対応でお粗末な対応を見せ、そのカウンターから3失点を喰らいました。
以下のプレーは、バルセロナのお粗末な対応によってレアルのカウンターを許し失点したシーンです。
バルセロナの攻撃を止め、カウンターに移るレアル。
レアルはロングボールを使ってカウンターの起点を作ろうとしますが、ここはバルセロナにとっては潰したい場面。
でしたが、まったくレアルWGについていけないバルサSB。簡単に味方にボールが繋げられました。
WGからボールをもらったレアルMFがカウンターの起点となり、スピードに乗ろうとします。
それに対して、バルサWGが素早くプレスにいっった。
と思いきや、なぜかプレスをやめてしまう謎の対応。これによって、レアルは悠々と最強カウンターを発動できました。
まじで意味わからない対応でしたね。
遅れてバルサMFがプレスに行きますが、ここでも潰せずスルーパスを通されて、一番やられてはいけないスピードに乗ったカウンターの餌食に。
まったくレアルについていけないバルサDF。崩されるとはこういうことですね。
頼りになる男GKテアシュテーゲンがさすがのセーブを見せましたが・・・
こぼれ球はレアルFWのもとに。
この場面も、ゴール付近にバルサDF全員集まっていることが問題。
圧倒的な不利な状況ですが、WGヴィニシウスに対してGK含めて5人もいらない。
1、2人は、こぼれ球などのシュートセーブ後の対応の準備をしておくべき。
こういった対応ミスもあり、こぼれ球を押し込まれて先制点を奪われましたね。
レアルのカウンターを止めるために必要なことをまったくできなかったバルサの完敗は必然といえます。
【第2戦】最適解でレアルを圧倒した3−1での完勝
まずは第2戦、3−1で完勝したスーペルコパ決勝戦を見ていきます。
クラシコ第1戦では1−3で完敗したバルセロナ。
第2戦では、
- 左WGにMFガビを起用
- 右SBにCBアラウホを起用
によって、大きく修正を施していきました。
結果として、レアル相手に3−1の完勝。内容的にも圧倒しました。
この圧勝劇の要因は、
- 中盤の構成の修正
- カウンターの改善
- インテンシティの向上
- CBアラウホの異次元の活躍
の4つです。
言い換えれば、第1戦での問題をしっかり解決したことが、3−1の圧勝劇につながったと言えます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
攻撃改善①:偽WGガビによる攻撃改善
第1戦では、レアルの守備に対して中盤でフリーマンを作れずにかなり苦しんだバルセロナ。
この問題に対して、バルセロナは左WGにMFガビを起用することで解決しました。
攻撃時に左WGガビが中盤に移動することで、中盤で数的優位を確保し、レアルの守備網を掻い潜ってました。
以下のプレーは、左WG起用のガビの動きがレアルを苦しめていたシーンです。
レアルはバルサ中盤をマンマーク気味に捕まえるため、中盤に移動してきたガビをマークする人がいなくなる。
CB2人はFWレヴァンドフスキを見ないといけないので、ガビを常時マークすることはなかった。
なので、終始中盤でフリーになっていたガビ。バルサはその優位性をしっかり活用し、試合を支配しました。
レアルWGヴィニシウスの守備免除もありますが、右サイドでは数的優位を作れるバルセロナは右サイドで組み立てを開始。
ヴィニシウスの代わりに、レアルはMFがバルサSBにプレス。
それによって、マークの受け渡しに時間がかかるレアルの隙を逃さず、フリーであるガビがライン間でボールを受ける。
それに対して、レアルMFが遅れてプレスに行きますが、それによって空いたペドリに落ち着いて展開。
一連のパス回しで、レアルのプレスを完全に無効化し、レアルを右サイドに集結させたバルセロナ。
教科書通り、手薄になった左サイドにボールを回し、チャンスをつくりました。
以上のように、偽WGのガビによって、レアルのプレスは空回りし、バルサは自由にボールを回せていましたね。
まるで第1戦と真逆の展開。
攻撃改善②:カウンターの速度と質が向上
第2戦、バルセロナの武器となったのは高速カウンターでした。
レアルの組み立てを阻害し、敵陣でボール奪取するバルセロナ。
ここから高速カウンターが炸裂します。
まずボールを素早くペドリにパス。ペドリはダイレクトパスの準備。
レヴァンドフスキはパスを受ける体勢をすぐに準備しながら、エリア内のスペースを確認。
左サイドにいるガビは、レヴァンドフスキと同じくエリア内のスペースを確認し、移動する準備を整える。
ペドリからのダイレクトパスを受けたレヴァンドフスキは、スペースにすぐにパスを出せるような完璧なトラップ。
ガビはチームメートの動きをしっかりと感じて、レアル選手より早くスペースに移動を開始。
完璧なタイミングでスペースに飛び込んだガビにレヴァンドフスキがパスを通す。
かなり速いカウンターだったため、レアルの帰陣も間に合わずゴール前でドフリーになるガビ。
そして、絶好のチャンスをしっかり決め切って先制点を奪いました。
教科書に載せてもいいくらい完璧なカウンターでしたね。
以上のように、連携の質とスピードが冴え渡っていたので、レアル相手に3点奪ったバルセロナ。第1戦から見事に修正しました。
守備改善①:偽WGガビによる中盤強化
第1戦でかなり苦しんだ中盤の守備。レアルに何度もフリーマンを作られて、全然プレスが機能しませんでしたね。
そんな大きな守備問題も、ガビの偽WG起用が解決しました。
ガビが状況に応じて中盤に移動することで、中盤の数的不利を解消し、レアルにフリーマンを作らせませんでした。
以下のプレーは、レアルの組み立てを完全に無効化したシーンでした。
第1戦と同じく、中盤の流動性を利用してフリーマンを作ろうとするレアル。
サイドに移動したMFにパスを出して、ブスケッツ周辺で数的優位を形成。レアルにとっては理想的な形でしたが・・・
第2戦ではデヨングがしっかりカバーに入り、ボールを受けたFWベンゼマにプレス。
第1戦のようにフリーマンを作れないレアルはなかなか前進できません。
SBを経由してもう一度パスを受けるMF。
逆サイドにいたレアルMFがデヨングが空けたスペースを狙いますが・・・
左WGガビが中盤に移動して対応。CBと挟み込んでボールを奪取しました。
以上のように、流動性を活かしたレアルの組み立てを、ガビの中盤への移動によって無効化したバルセロナ。
特に、前半はレアルをシュート1本に抑える完璧な守備を展開。見事な修正力でした。
守備改善②:各選手のインテンシティ向上
どんな守備戦術も、各選手のインテンシティが低ければ何の意味も為しません。
第1戦では戦術も問題でしたが、それ以上にインテンシティの低さによってデュエルに勝てなかったことが最大の問題でしたね。
第1戦から3ヶ月後に行われた第2戦。この3ヶ月間でバルセロナのインテンシティは急激に向上し、レアルとやり合えるまで高まりました。
レアルの組み立てを阻害しようとするバルセロナ。
中央へパスにしっかり対応するブスケッツ。第1戦ではボール奪取に失敗しましたが・・・
今回はしっかりとボールを奪取し、先制点の起点になりました。
続いて、3点目の起点になったガビのボール奪取。
組み立てを阻害されたレアルは中央に展開。しかし、それを狙ってガビがダッシュでボールを奪いにきます。
レアル選手よりも速くボールに触れて、FWレヴァンドフスキにパス。素晴らしいボール奪取ですね。
ここから高速カウンターが発動。
レアルDFをまったく寄せ付けず、最後はペドリが押し込み3点目を奪いました。
やはりインテンシティの高さは、良チームかどうかを判断できる重要な要素ですね。
守備改善③:CBアラウホの右SB起用によるDFライン強化
第1戦、レアルWGヴィニシウスにしてやられたバルセロナ。
第2戦では、そのヴィニシウスを抑えるためにアラウホを起用。そして、結果的に完璧にヴィニシウスを抑え込みました。
味方からパスを受けるヴィニシウスに対して、しっかりプレッシャーをかけるアラウホ。
アラウホのプレッシャーに押し込まれるヴィニシウス。
強引に前を向こうとするヴィニシウスでしたが・・・
しっかりついていくアラウホ。
そして、体格を活かして体を入れるアラウホ。
ヴィニシウスとの対戦に完勝し、カウンターの起点となったアラウホ。
以上のように、第2戦ではアラウホが完璧な仕事を遂行し、ヴィニシウスを沈黙させました。
今シーズンの最適解を振り返る
最後に、今シーズンの最適解を振り返りましょう。
最適解の肝になる選手は、ガビ、バルデ、アラウホの3人。まずはガビから見ていきます。
ガビの左WG起用によって、中盤の攻撃力が大きく改善。
デヨングは素晴らしいMFですが、「組み立て役としては優秀、しかしライン間では動けない」という弱点があります。
バルセロナのインテリオールとしてはやはり力不足であり、ライン間で動ける選手が不足していました。
そんな中で、デヨングの弱点を隠し、バルセロナのライン間での動きを改善させたのが「ガビの偽WG」です。
- デヨングは組み立て役に集中できる
- ペドリ以外にライン間で動ける選手を持てる
以上2つの大きな効果によって、組み立てと崩しの両面を効果的に行えるようになりました。
また、攻撃面だけでなく守備面でも大きな効果を得ることができました。
まずは前線へのプレスの要員を増やせましたね。ガビは非常にアグレッシブな守備ができるので、プレスの強度も向上。
そして、中盤にできてしまうスペースのカバーも行えるようになったのも大きい。
ガビの存在のおかげで、デヨングが常にブスケッツの隣にいることができ、相手がフリーマンを作るのに苦労するようになりましたね。
以上のように、攻守両面で中盤に安定感をもたらしたガビの偽WGですが、「左WGが不在で、攻撃力が低下する」という懸念がありました。
これを解決したのが、SBバルデの存在です。
基本的な守備対応や組み立て力など、様々な課題がある若手選手ですが、ドリブル突破という大きな武器を持っています。
SBとは思えない突破力で、各チームのSBをかなり苦労させて、何度もチャンスを作っていました。
左WGの不在を感じさせない活躍を見せたバルデは、今のバルサにとって不可欠な選手ですね。
ただ、このバルデが高い位置に移動することにもマイナス要素があり、「DFラインが脆弱になる」という問題があります。
そんな問題を解決したのは、欧州屈指のCBに成長したアラウホの右SB起用です。
左SBがいなくなった分、CBのヘルプを得にくい右サイドにおいて、1人で相手の攻撃を封じたアラウホ。
また、CBが左サイドに吊り出された場合の中央へのヘルプも見事。
左SBの不在を感じさせないアラウホの異次元の活躍は今シーズンのMVPといっても過言ではないですね。
以上のように、1月の時点で最適解を見つけたバルセロナは安定した戦いを見せ、3シーズンぶりのリーグ優勝に王手をかけています。
再建を託されたシャビは何かと批判されがちですが、チームの最適解を見つけたという功績は非常に大きいと思います。
来シーズン以降も継続して、バルセロナ再建に取り組んでほしいですね!!
まとめ
今回は「バルセロナの最適解」を解説しました。
最後にバルセロナの最適解を振り返りましょう。
バルセロナの最適解 ・ガビの偽WGで中盤強化 ・バルデの実質WG起用 ・アラウホの右SB起用でのDFライン強化
財政難など難しい状況に立っているバルセロナ。
補強がうまくできない中で、1月の段階で最適解を見つけ出したシャビたちコーチ陣の手腕は評価に値すると思います。
クラシコ第1戦では完敗しましたが、第2戦は見事に完勝してシャビ政権初のタイトルを獲得。
メッシが抜けて再建途中のバルセロナですが、個人的にはうまく進んでいるかなと思います。
ぜひこのまま成長していってほしいですね。
今回の記事で何かご意見等あればコメントしてください。
また、今季のバルセロナが抱えている課題を分析した記事もありますので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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